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焼き締めとの出会い

2012.12.15 Saturday
私がなぜ焼き締めに興味を持ったのか。
20代の頃は、正直、スタイリッシュな磁器などの器をよく使用していました。
シンプルな器にお料理。。。一番無難でなんだかオシャレに見えたりしたものです^^


数年前、工藤さんの自宅に泊まらせてもらった時に、
お邪魔しているのにもかかわらず相変わらず朝の弱い私は、工藤さんの奥さまに「彩子ちゃん朝だよ」と起こされました^^(いい歳してとても情けなく恥ずかしい思い出)
そして美味しい朝食をいただいたのですが、
その時に工藤さんの器に盛られた卵焼きや鮭の美しさといったら、衝撃的だったのです。 
今でも鮮明に覚えています。


すっごくお料理が映えて、器も映えて、焼き締めってこんなに素晴らしい器だったのね!!! 
と、遅ればせながら気づいたのでありました^^

201212145.jpg

(奥さまの卵焼き、マジ絶品。 すっごく甘いんです。 甘い卵焼きが苦手な方でもひっくり返る美味しさ! あれから自分で何度か挑戦したのですが、上手く出来ないんですよねー)


あの時に、今まで自分の使っていた器がなんて味気なかったんだろう、と思いました。


想いも考えも、うつわの趣味も、年齢とともにもちろん変化してゆきます。
そんな変化の年に、工藤さんの器と出会えて本当に良かった。

焼き締め陶は、お料理を盛って本領発揮します。
私の不安定な手料理でも、「ベテランの味」に見えちゃうのが不思議^^


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pick up1!工藤修二展

2012.12.15 Saturday
残すところあと2日となりました「工藤修二展」。

私のお気に入り作品のご紹介。
201212141.JPG
こちらは、香炉でございます。
家の周りの景色まで見えてきそうな味わい深さ。 
冬景色、奥には白い山があります。
家の屋根にもうっすら雪が積もり、暖をとっているのか煙が出てきます。


新緑の景色もいいですね。 
想像するのがとても楽しい香炉。
ちょっとしたおもてなしの時にでも、、お茶の席でも使えそうな味わい深い香炉です。


3種類並んでいますので、是非実物をご覧くださいませ。

201212144.JPG

こちらは、小皿&箸置き。
ご飯の時、我が家ではわざわざ箸置きを使用しません。
そんな毎日の食卓で、ふとお箸の休憩場所はどこだったかな・・・と考えると、お皿の端っこに箸先をのせたり、テーブルに直に置いちゃったり^^


そんなちょっとした時にすっごく気のきいているこの小皿!!!
10枚くらい欲しくなっちゃいます^^
なんてったって1枚630円とかなりのお手頃価格。
残り少なくなりましたので早い者勝ちです^^;
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焼き締め陶の表情は

2012.12.09 Sunday
工藤さんがいらしてた週末2日間、、雪雪雪。。。
足元の悪い中、昨日初日にお越し下さった皆様、大変ありがとうございました!

さて、工藤さんの焼〆陶について少しご説明。
201212125.jpg

工藤さんの窯は登り窯。「赤松」の薪を入れ1250度をキープしながら3昼夜4日間焚き続けます。

201212126.jpg201212124.jpg

↑これが焼く前の器。                 ↑窯の中はこのような感じです。窯のどの部分で器を焼くかでずいぶんと仕上がりに違いがでます。
 
201212121.JPG

例えばこちらの大壺の表面をご覧ください。 艶々と滑らかな光沢があります。
赤松が灰になり、窯のなかで壺に振りかかります。
その灰がさらに高温で溶けると、このようにガラス質の釉薬になるのです。
それを「自然釉」といいます。
粘土自体は、山形の土や地元の土をブレンドしているそうです。


201212122.JPG
こちらの大壷も上の物と土は全く一緒。
けれど、窯の中の入れる場所が違います。
焚口のすぐ下で、上で火が燃えている状態の部分。
温度はやや低く、灰が沢山かぶりますが、それが溶けきらない位の温度だそうです。
そうなると、このようにゴツゴツとした表面になります。
これが雰囲気があってとても美しいです。


201212123.JPG
こちらは「磁器」の土を使用。
あの真っ白な磁器土を薪窯で焼成すると、こんなにも味わい深くなるんですね。 
綺麗なピンク色です。灰も綺麗に溶けて艶々です。
このピンクの部分が温度の高い部分でしょうか。。。


このように、焼〆陶とは、作家が窯の中の炎の具合を想像し自在に操りますが、それと同時に本当のところは窯の中の具合は誰にも解かりません。
時に高温になり過ぎて器がへたったり、思いもよらない文様が出来あがったり、、、、。
201212127.JPG
窯の火の表情がとても楽しい器。

焼き締めという言葉はよく耳にしますが、私もここまで炎の様子を想像したのは今回が初めてです。
工藤さんの陶器をそのような角度でご覧いただくと、より一層焼〆陶を楽しむことができますよ!
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工藤修二 作陶展「冬支度」

2012.12.08 Saturday
201212081.jpg
さぁ、いよいよ工藤修二さんの「冬支度」展がはじまります!

カサイコ企画vol.10
会期:2012年12月8日(土)−12月16日(日)
時間:10:30−18:30
お休み:火曜日

詳細はこちら

201212082.JPG
椿の葉や松の葉なんかも飾ったり、お正月もイメージしつつ

201212083.JPG
私好みのドライフラワー的な花を生けたりしたら、クリスマスっぽくなりました。


焼〆陶で大人っぽいクリスマス。
焼〆陶で、ほっこりお正月。
といった意味でタイトル通りになったでしょうか^^



本日12月8日は、工藤さんが在廊いたします!!!
磁器の焼〆などもありますので、作り方の事などもドシドシ聞いてみてください!!!
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最近の出来事

2012.12.05 Wednesday
またしても、、、うっかりテンションが上がってしまい、
深夜まで(から)騒いでしまいました彩子です。


後、店長に怒られたことはいうまでもありません^^V
というのも、、、、
皆がもうショボショボ眠くなってきた頃にようやく、私ったらノリノリになってきてしまうのが癖?なんです。 
きりの良いところで締める事のできない私。 
もし私と飲む機会がありましたら、是非とも誰かに締めて頂きたい。


201212051.JPG

刺身、とんかつ、唐揚げ、鹿肉、つけもの。 1品持ち寄りの飲み会ってすごく豪華になります。


201212052.JPG
今回は藤田氏の受賞お祝いの飲み会。
店長から、手作りのTシャツも貰い、少しだけ喜ぶ藤田氏。

今回は漆教室の生徒で、すっかり藤田氏のファンになった丸○さんもご一緒に☆


本日4日はNHK弘前にてキンツギ1日体験講座でした。
明日5日はNHK青森にて、レッスンです。
12月、、、結局年末まで落ち着かずに色々と出回っている状況ですが、
あと少し、年内には全ての注文品を完成させてスーパークリアな状態にしたいです。
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