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小林さんのうつわのふち

2012.04.29 Sunday
201204293.JPG
こちら小林さんの漆器制作の工程見本の一部。
丸い器の素地はほとんどが欅を使用しているそう。

そして、器の縁の部分には綿の布を漆で貼っています。
口に当たる部分は一番摩耗されますので強度が必要です。

その後数回下地を施してから漆を塗っていきます。



201204292.JPG
なのに、分厚くないんです。


ふちの天の部分まで布を貼るのか、
内側までぐるりと貼りこむのか、

器はふちで印象が変わります。
器の種類によって布や下地の処理を変えている小林さんの器は なるほどなっとく、 とても軽やかな印象なわけです。


あぁ、酒が呑みたい。
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小林さんのうつわの色

2012.04.29 Sunday
201204294.JPG
小林さんの漆器。
黒 赤(本朱) 赤溜 白溜 の4色の器を主に制作されています。

写真上→黒塗り。 
どんな料理でもとにかく似合うし美味しそうに見せてくれる黒色!
定番で持っていたい色ナンバーワンですね。
ただ、漆の黒って本当に真っ黒なんです。 自宅のインテリアやテーブルには強すぎる色に感じる事もたまにあります。



写真左→赤溜塗。
一般的に溜塗りというのは
下塗りに赤を塗って、その上に飴色の漆を塗る技法の事を言います。
うっすらと下塗りの赤が透けて見えて、
どんな料理にも合うし、私は日本の食卓に一番なじむ色だと思っています。
優しい色合い。


写真右→白溜塗。
下塗りに白色を塗ってから飴色の漆を塗っています。
絶妙な茶色に、「この色見たことない素敵〜」という反応が一番多いです。
もっと優しい色合い。


201204295.JPG
そしてこちらが朱色。
漆の赤も様々ありますが、小林さんは本朱という色を使っているそうです。
この朱色も落ち着いていて、私はこの色が一番すき。


いずれも、食後は洗剤とスポンジで優しく洗い、布巾で水気を拭き拭き拭き拭きしていると、いつの日か、購入した時よりも艶が増し、色も鮮やかになってゆきます。
そんな風に器を育てていくのも一つの楽しみ。
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小林慎二漆展×伊武さん

2012.04.29 Sunday
201204291.JPG

今日もまたまた晴天で、弘前の桜も一気に咲いたことでしょう。
弘前の桜は毎年200万人も訪れるビック観光イベントなのですが、
観光街とは全く反対にあるカサイコは、人通りも少なく、こりゃ今日はおみんなお花見かな・・・><と思っていましたが、
午前中から沢山のしかも県外からのお客様もお見えになり、大変うれしい今日この頃。


漆教室も終了し、ホッと一息ついていたところ、
なななんと、伊武雅刀様がご来店!!!!!


麺類大好きな伊武さんは小林さんの「うどん鉢」と、
大ぶりの「コーヒーカップ」で今晩焼酎を飲むんだ!とご購入くださいました。


色々とお話を伺ってみると、小林慎二さんの師匠「赤木明登さん」の器も沢山持っているとのこと!
すごく漆器がお好きのようでした。


よくぞ住宅街にあるカサイコまで来てくれたと、あまりの嬉しさにテンションマックスになった店長は、若干緊張気味の写真映り>< もー。


これから夕方から映画の撮影だそうです。がんばってくださーい!!


あの素敵なお声が生で聞けるなんて、、、、ジェットストリーム・・・・
超応援してます。
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小林慎二 漆展2

2012.04.28 Saturday
弘前もようやく春です。
毎日とっても天気がよく、市民は桜はまだ咲かないのか?いつ咲くのかとソワソワしています。

さて、そんな春日よりの今日も、小林慎二さんの漆展開催中です。

201204281.JPG
こちらは「まゆ椀」。
少し深めのボウルですが、何にでも使えそうなシンプルなカタチ。
先日は独り暮らしをするにあたって、なかなか料理を作れないかもしれないから、たとえレトルトのご飯でも、この器でおいしくたべたーーーい!
というお客様が購入されました。


立派なご飯じゃなくとも、「食」を大切にしていて器も大好きなんだな〜と、なんだかすごくうれしくなりました。

まゆ椀にはスープやおかゆなんかがとても合いそう。

201204282.JPG
こちらはそば猪口。ですが、現在ギャラリーでは湯飲みとして使用しています。
とてもいいんです。
熱いものを入れても熱を木、漆が包んでくれて、、ほどよい温もりが手に伝わります。
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小林慎二 漆展 1

2012.04.22 Sunday
201204242.JPG
4.5年ぶりに小林さんにお会いしました。
実はうちの店長と小林さんは学生時代の友人。私たちの結婚式に来てくれた時以来にお会いしました。
私の体系の変わりように若干驚いておりましたが・・・
小林さんの健全な肉体と硬派な性格はお変わりなかったです。

そして、小林さんの制作する器にはその全てが見てとれます。
カタチは締まって無駄な肉は付けずに、とても繊細で丁寧な仕上げ。

初日二日目はゆっくり来て戴いたお客様には小林さんのカップを使用してお茶を飲んで戴きましたが、引き続き、そのようにしたいと思いますので、
いらっしゃる時は是非ゆっくりとご覧ください。


本日3日目に小林さんは茨城へともどられましたー。
201204241.JPG
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