金継の教室
先日一日体験で、お椀に絵付けをされた○山さんご夫婦。
その作品が仕上がりました。
お椀の裏に書いた○と山のサインがとてもオシャレです。
奥さまのトンボのボウルも、すごくバランスよく仕上がりました〜★
あとは、自宅でお客様がお見えになる時にでも、自慢しながら使ってもらえたらとてもうれしいです!!!^^
それで、引き続き、旦那様の方は金継ぎの教室開始です^^
金継教室では、「うるしで直す方法」と「パテで直す方法」がございます。
今は様々な優秀な接着剤が売られていますが、そのほとんどが「食器などには使用しないでください」と注意書きが書いてあります。そう、衛生法にひっかかってしまうんですね。。。。
その点、漆は体にも安心な素材です。 ですので、食器などの直接口に触れるものを直す場合は「漆で直す方法」をお勧めしています。
でも、たとえば花器やインテリアのような大きなものを直す場合は、パテや接着剤を使って直す方が強度的にもお値段的にもお勧めしています。
今回は陶器でできたランプシェードと、大きな鉢の欠けている部分を「金属用パテ」で埋めました。
粘土のようなパテで欠け部分を埋めて、平滑になるまで削ります。
その後、直した部分だけを漆でなぞって書いていきます。
この写真の○山さんは作業に集中して息が止まっています。^^
次回、完成の写真をアップいたします。
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