ご無沙汰
こんにちは、痛風の嫁、中村です。
お盆も終わり仙台から弘前に戻ってきた日に、旦那が痛風になりました。
可哀想・・・・
さて、すっかりご無沙汰していますが、私も漆教室も健在でございます。
最近完成しました紋紗塗のパネルをご紹介いたします。
今まで紋紗塗ばかり制作してきた盛岡のOさんの作品です。
前回は研ぎ破ったところが少しあったので、今回も最新の注意を払ったのですがやっぱり研ぎ破り・・・^^
トラと龍です。
40センチ×30センチくらいの大きな折敷です。
今までは一般的な艶黒×マット黒の作品でしたが、今回は少し色を追加しました。
また、間に錫粉を蒔いてますので、絵の輪郭にキラっとシルバー色が見えてとても素敵です。
研ぎ藪ったところをなんとなく隠すために^^、最後に乾漆粉で模様を追加しました。龍の持っている玉のイメージです。
紋紗の写真撮影は難しいですね・・・炭の黒の白っぽさが強調されちゃいます。
あとは仙台のメルパルク教室のみなさんの作品です。
来月で完成です。 月1回ですので、8工程しかないですが8か月もかかっちゃいます・・・申し訳なく思っていますが、時間を置いて制作することはむしろ良いことなのです。 漆は時間を置くほど中まで締まります。そして塗面が固くなればなるほど艶も上がります。
初級コースでは変わり塗を行っていますが、そのアイテムは今回は曲げわっぱ。の蓋。
平らなのでやり易く、初級コースにはぴったりです★
写真だけみると何がなんだかわかりませんね・・・ 蓋です。
あとはクリの木のパン皿に拭き漆。 このパン皿はふたば工房さんに作ってもらったものです。栗の木目がかわいくて珍しいのでふたばさんオリジナルデザインのものを使用させてもらいました。
来月完成しましたらまたご紹介いたします。
では。
痛風の妻でした。
漆教室のこと | - | trackbacks (0)|