• ブログ
  • ショップインフォ
  • 彩漆工房
  • ギャラリー
  • news

お弁当箱の修理  T様

2015.06.26 Friday
カサイコの漆工房は、金継ぎの修理だけでなく漆器修理も(状態によりけり)承ってます。

先月完成したこちらのお弁当箱。

画像がブレブレでわかりづらいのですが、
全体的にツヤが無くなって、割れや欠けが多数ありました。
201506262.jpg



隙間を埋めたり磨いたり、
内側も全部塗りなおしてとても綺麗に完成しております。
201506261.jpg


ご依頼者のT様。
お電話が繋がらない状態でございましたので、こちらのブログに情報をアップいたしました。
もしお気づきになられましたら、ご連絡をいただければうれしいです★
CASAICOのこと | - | -|

て、店長が。

2015.06.24 Wednesday
11224182_843053175772747_8491744532491572323_o.jpg

昨日、NHKBSプレミアムのイッピンという番組で青森のこぎん刺しが紹介されました。
その中で、一瞬(ほんの3秒)だけうちの店長が映ってます^^

こぎん刺しの基本模様について、糸について、
とても分かりやすく紹介してくださってます。
もしよろしければ再放送もごらんください。



放送:6月23日(火)NHKBSプレミアム
時間:19:30〜19:59

再放送:6月29日(月)NHKBSプレミアム
時間:6:30〜6:59

“イッピン”番組ホームページ
http://www4.nhk.or.jp/ippin/



カサイコでもお馴染みの「夏次郎商店さん」
イッピンで紹介された「角館徳子さん」
お二人の作品は、今、東京で見ることができまーーす。

6/29まで
会場:針仕事の専門店 ワサビ・エリシ
http://www.wasabielisi.com/



来年はカサイコで個展もありますよ〜。
日常 雑記 | - | -|

交差式製本ワークショップ

2015.06.14 Sunday
10.jpg
2日間のワークショップは無事終了いたしました。
交差式製本とは、左右の違う紙を表紙使って中央で交差させる製本方法で、
今回は右は漆塗りの紙。左は黒い厚紙を使用しました。




IMG_3182.jpg
ノートの中の紙を折るところから始めます。


IMG_3206.jpg
表紙になる黒い紙に、紙の束を綴じていきます。
麻糸と針を使います。
麻糸は全6色。不思議と全員バラバラの色を選びました。


IMG_3217.jpg
表紙になる漆塗りの紙に型紙を当てて、バランスを見ます。

今回はカサイコオリジナルの漆の濾し紙を使いましたが、
例えば自分でコラージュした紙や布を使っても面白いですね。



IMG_3245.jpg
一見ただ「折る」簡単な作業も、力の入れ具合で紙が割れちゃったりするので
神経を使います。
ただ「切る」作業も、1ミリでもずれたら仕上がりに影響します。


IMG_3263.jpg
想像以上に頭と目を使う作業で驚きました。
全ての作業はミリ単位の仕事で、
どこかが甘いと仕上がりに影響していくんだな〜〜とシミジミ感じました。



皆さん約2時間半、かなり集中されていました。

ノートの交差式製本。
是非、今回作ったノートを「使う」ところまで試していただきたいです^^


皆様大変お疲れ様でした。
Galleryのこと | - | -|

製本のワークショップ 満員御礼

2015.06.07 Sunday
今回の関典子製本作品展では、ワークショップも行います。
すでに両日満席になってしましましたが、
ものすごくレアなワークショップになっているので内容をご紹介。

交差式製本といって、表紙の右左の紙が交差している綴じ方を教えてくださいます。

201506072.jpg
出来上がりはこんな感じ。

綴じる麻糸も好きな色を選べます。

201506076.jpg

メインは交差式製本という綴じ方なのですが、
折角なので「カサイコで行うワークショップ」という特別感があればもっといいなということで、

表紙に漆の濾し紙を使用することにしました。


漆は塗る前に漆の中に入っている小さなごみを取り除くために、
美吉野紙という和紙に漆を入れてこのように搾り出す(濾す)作業をします。

201506074.jpg

絞り終えるた和紙はこのままポイっと捨てる人がほとんどですが、
広げて乾かしてポチ袋を作ったり、紙縒りにして織物にしたり、
ラッピングに使ったり、いろんな使い方もやろうと思えば出来ます^^(ちょっと面倒)

201506073.jpg

今回はこの濾し紙を広げて乾かして、
裏打ちして、製本の表紙に使用することにしました。

この裏打ちがめっちゃ大変。
関さんが色々と工夫してくださってなんとか丈夫な漆の紙が出来上がりました。

201506075.jpg

裏打ちした漆の紙の好きな部分を選んで表紙にします。
ここは皆さんのセンス次第。^^

201506071.jpg
漆の濾し紙が重なった部分や、ゴミが^^;ついてる部分など
見れば見るほど深い素材感と交差式製本の技術。


激レア!
Galleryのこと | - | -|

関典子 製本作品展

2015.06.07 Sunday
6/5〜6/14まで 「関典子 製本作品展」開催しております。
201506062.jpg


ルリユールとは、フランス語で「本を綴じ合わせる技術」という意味です。


そもそもヨーロッパでは本は「仮綴じ」の状態で売っていて
それを購入した人が、製本家に頼んで1枚1枚麻糸で本を綴じて表紙をつけてもらっていたそうです。


その表紙も、革やマーブル紙、金箔などを使用して美しい装飾を施します。

本1冊出来上がるのに数ヶ月も要する、複雑で繊細な作業工程一連の流れを
製本工芸、ルリユールと呼んだりします。

201506061.jpg


日本でいう「製本」とはまたちょっと技術も精神もちがう文化のルリユール。
なかなか青森で見ることの出来ない展示会になっておりますので、
この機会に「製本工芸」の世界をどうぞお楽しみください。


作者の関典子さんは6/9(火) 6/13(土)14(日)は在廊してます。
Galleryのこと | - | -|
1/2 >>



Categories
  • CASAICOのこと (135)
  • Galleryのこと (204)
  • 漆教室のこと (149)
  • CASAICO改造計画 (36)
  • 彩子の漆のこと (71)
  • 日常 雑記 (188)
New Entries
  • HPリニューアルにつき (12/25)
  • 日本画ワークショップ (11/07)
  • 日本画と小椅子展 (11/05)
Archives
  • 2017 (18)
  • 2016 (28)
  • 2015
    • December 2015 (5)
    • November 2015 (4)
    • October 2015 (4)
    • September 2015 (7)
    • August 2015 (7)
    • July 2015 (8)
    • June 2015 (7)
    • May 2015 (3)
    • April 2015 (7)
    • March 2015 (2)
    • February 2015 (1)
    • January 2015 (3)
  • 2014 (50)
  • 2013 (65)
  • 2012 (123)
  • 2011 (199)
  • 2010 (46)
  • 2009 (40)
  • 2008 (44)
  • 2007 (32)
  • 2006 (37)
  • 2005 (47)
Other
  • RSS1.0
  • Atom0.3
  • Powered by sb
count :
Admin 
Copyright © casaico 2011. All Rights Reserved.

page top