交差式製本ワークショップ
2日間のワークショップは無事終了いたしました。
交差式製本とは、左右の違う紙を表紙使って中央で交差させる製本方法で、
今回は右は漆塗りの紙。左は黒い厚紙を使用しました。
ノートの中の紙を折るところから始めます。
表紙になる黒い紙に、紙の束を綴じていきます。
麻糸と針を使います。
麻糸は全6色。不思議と全員バラバラの色を選びました。
表紙になる漆塗りの紙に型紙を当てて、バランスを見ます。
今回はカサイコオリジナルの漆の濾し紙を使いましたが、
例えば自分でコラージュした紙や布を使っても面白いですね。
一見ただ「折る」簡単な作業も、力の入れ具合で紙が割れちゃったりするので
神経を使います。
ただ「切る」作業も、1ミリでもずれたら仕上がりに影響します。
想像以上に頭と目を使う作業で驚きました。
全ての作業はミリ単位の仕事で、
どこかが甘いと仕上がりに影響していくんだな〜〜とシミジミ感じました。
皆さん約2時間半、かなり集中されていました。
ノートの交差式製本。
是非、今回作ったノートを「使う」ところまで試していただきたいです^^
皆様大変お疲れ様でした。
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