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お酒の器〜栢野紀文さん〜

2012.08.09 Thursday
愛知県常滑で作陶されている「かやののりふみ」さん
東京での展示会で初めて作品を拝見し、
「なんだか凄くいい!!」と感じたのが栢野さんの作品との最初の出会いでした。


(夏、それはたのしいお酒展  8月26日まで)


201208091.JPG
顔の描かれたぐいのみと片口。いや、両口^^
栢野さんの作品はいろんな角度から楽しめます。

オシャレな都会派マンションでも、古民家風の居酒屋でも、普段の食卓でも、
栢野さんの作品で料理をもてなされたら、間違いなく皆笑顔になるはず。


201208092.JPG
こちら kissマーク大皿はサイコ一押し。
大人数でパーティーをするお宅なんかにはもってこいの特大サイズ。



201208093.JPG
でも、大皿って収納に困るんですよね。
でも、裏には針金がついていて、壁に飾れるようになっています!
壁に掛ければ素敵なアート。使う時に外せばいいだけ。


栢野さんの作品はアート性がとても高いです。
形にこだわったシンプルなデザイン品もいいけれど、
モノづくりに枠はありません。
時に大胆なアート作品を鑑賞だけでなく使ってみるのも楽しいですね。

もっと下唇が分厚かったら、完全に私の唇形なんですけど^^


イッツァkibunワールド。是非、お手にとってごらんください。

http://hyouge.exblog.jp/tags/%E6%A0%A2%E9%87%8E%E7%B4%80%E6%96%87/
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錫(すず)製 酒器

2012.07.30 Monday
開催中の「夏、それはたのしいお酒」展
今回は錫の酒器を御紹介。

山形在住の下山普行さんの制作する錫器。
彼は普段、錫をはじめ、銅でオブジェや花器を作ったり、すっごくオシャレなジュエリーなんかも制作しています。

なかなかお忙しく昨年から声をかけていたのですが、
ようやくこの夏、錫の酒器がカサイコに届きました。

201207301.JPG
錫のグラスで水を飲むと、「味がまろやかになる」。。。。というのはよく聞く話。
でも、実際に試したことが無かったんです。私。

先日ある酒蔵の方がいらして、どの酒器が一番いいかというお話になったのですが、
即答で「すず!!!味が全然変る!!!」と断言していかれました。
目の前で同じお酒を注いだところを見せないと、「違う酒入れただろ!」と言われる位変わる・・・・って。


それはそれは、早速試さずにはいられません。

201207302.JPG
実際に日本酒を、ガラス、陶器、錫のおちょこに入れて呑み比べしてみました。ら、
すごい。
ほんとに錫で飲むお酒は「甘い!!!」のです。
口に入れた瞬間のツンとした感じが全然ない。

私の超鈍感舌でも感じる事が出来たので、美食家の皆さんはもっと感じる事が出来ると思います。


ネットで調べたら、錫のイオン作用が水や酒の雑味などを吸収する。。とか、
殺菌作用がある。とか、  錫に入れた水は腐らないとか。
色々と言われているようなのですが、
誰か科学的に原子とか分子?とかで説明してくれないかな。


熱の伝導がとても良いので、グラス自体をキンキンに冷やして冷酒を・・・
器をお湯に数十秒つければ、温かいグラスの出来上がり。
手が熱くならない程度に燗もいいですね。


お手入れも楽楽な錫製の器。
是非一つは手に入れたいものです。

大きめのグラスはすでに完売してしまいましたが、小皿や小さなぐいのみはまだ御座います。
槌目も様々な模様なので、じっくりと時間をかけてお選びください。
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お酒の器展〜苫米地正樹さん〜

2012.07.26 Thursday
201207262.JPG



この度初出品してくださった三重県在住の陶芸家「苫米地正樹」さん。
見てくださいこの作品。

私個人的に完全に「ツボ」であります。

シルバー、ターコイズ色、そしてカンニュウ(細かなヒビのこと)のコラボレーション。
お見事です><



―――――――――――――昔話―――――――――――――――
私は、
学生の頃、カンニュウに漆を染み込ませたらどうなるんだろう!と想い何度か実験したことがあるのですが、
その頃の友人の焼き物技術では磁器にカンニュウを入れる事は難しいって言われて、上手く出来なかったという思い出があります。


それからというもの、
カンニュウを黒く染めた作品はよく見かけていたのですが、
この苫米地さんのターコイズとカンニュウのコラボは初めて見まして、
全身に鳥肌立つ程の感動であったのです。


201207261.JPG
そして、苫米地さんの作品は、こんなに濃厚な加飾なのに全体的にシャープな印象なんです。
粘土特有の柔らかな盛り上げる造形というよりも、「削り出した形」とでもいいましょうか。
この写真の矢印の部分の質感なんかは、あまりにも素敵で美味しそうで(美味しそうは私の最大のほめ言葉)、、、きっと食べたらシャリシャリの食感^^


苫米地さんは、焼きあがって出来た貫入に墨を入れているとのこと。
その墨の濃淡もあったりして、見れば見る程趣があるし、現代的だし、カッコイイ作品。

そして、
一見派手な器ですが、他の食器やお料理との相性は抜群ですよ。
ターコイズ好きにはたまらない逸品。 



【夏、それはたのしいお酒】展、8月26日まで開催中



苫米地正樹
1977 三重県四日市市生まれ
1996 三重県四日市工業高等学校セラミック科卒業
    四日市(株)スズ木に入社・工房「萬泥庵」にて作陶
2003 独立 四日市市西阿倉川に築窯
  「けむり陶房 苫屋」として活動 現在に至る
1996 高等学校在学中、炎博覧会ストリートファニチャー縮尺模型展 入選
   日清食品現代陶芸めん鉢大賞展 入選
   金沢わんone大賞 優秀賞
2000 四日市萬古陶磁器コンペ 準グランプリ
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夏の夜、それはたのしいお酒展始まり

2012.07.18 Wednesday
始まりました。

7/18(水)〜8/26(日)まで。
(毎週火曜日お休み+お盆休み8/12〜8/16)


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今回はギャラリースペースではなく、店舗のスペースで行う事にしました。
是非是非気軽にお手にとってご覧ください。


201207182.JPG

昨夜、真夜中、私ひとりで全模様替えをしたのですが、
この古い木製の板が とーーっても重いんです。(自分の体重程ではないですけど)
通常2人で設置しているものなのですが、
真夜中に奇声を発しながら女子ダンベル上げ状態でした^^


弘前はすっかりお祭りムードです。
今年も店長は準備に大荒わ。 
お祭り時期もカサイコは営業しておりますので、観光でお越しのお客様も是非展示会をご覧くださいませ=。
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夏、それはたのしいお酒 ガラス編

2012.07.14 Saturday
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今月18日から始まります「夏の夜、それはたのしいお酒★展」。

作家さんからボチボチ作品が届きはじめました。

今日はガラス作家たちのご紹介。


201207141.JPG
こちらガラス工房kirloの「まつださゆり」さんの作品。
「ちろり」
下の方には銀箔が貼られているので、お酒を入れたらキラキラ綺麗だろうな〜。
実は私ちろりフェチ。
学生の頃に料亭でアルバイトをしていた時、夏はちろりでお酒を出していたのですが、、、
ポットやヤカンと同じ形状なのに、「ちろり」の醸し出す独特の形の美しさと、清涼感や壊れそうな儚さに胸キュンするアイテムだったのです。
これで冷酒なんぞ呑んだら最高でしょうね。



201207142.JPG
こちらもガラス工房キルロの旦那様「志賀英二さん」の渦紋のお皿です。
志賀さんの渦紋シリーズは私も大好きですが、、その中でもこのグリーンが特に好きです。
単なる緑ではございません。
アベンチュリンという緑色だそうで、良く見るとキラキラした粒が入っているんです。
アベンチュリンという鉱石の粒子が入っているんです!
キラキラ入りの中で唯一 渦を巻けるのがアベンチュリンなのだそうです。
他のは切れちゃって、綺麗に巻けないそうです。


先ほどアベンチュリンを調べていたら・・・私、持っていました。アベンチュリンの腕輪。
弘前に嫁ぎ間もない頃、石に興味を持ちはじめ、紫色の石の腕輪を探しにいったのですが、
実際に購入したのはこのアベンチュリン。
少し体が弱っているのかもねと言われました。疲労回復や浄化の石なのだそう。

ぜひ、このアベンチュリンのキラキラをお楽しみください。
夏は酒の肴にも涼しげな器が魅力的。


余談ですが。。。天然石屋さんに「年配の方はこの石を好むのよ・・」と言われ多少ショックを受けた記憶が・・



201207143.JPG
こちらはYUGEN GLASS (ユゲングラス)の「由元信吾さん」のMarble Glass。
ロックグラスにぴったりです。
由元さんの器で一目ぼれしたのがこの渋い色合いのグラスでした。
薄暗い部屋で、革張りのソファーに座り、いい音楽なんかをかけながら、男子は煙草なんかをふかしながら、高級なビターチョコレートをつまみながら、ウイスキー、ブランデーを一口。ちょっと背伸びをした20〜30代の髭を生やした男性ってところでしょうかね。
という私の勝手なイメージです。(ほんとに勝手)

大人の男性にはまたオススメのグラスも届いております。^^


余談ですが・・・由元さんご家族が、昨年のユニクロのフリースのCMに出演していたのです!!田辺誠一と大塚寧々が出ていた「家族シリーズ」のCMです。
youtubeで見られなくなっていました><


というわけで、今回はガラス作家のご紹介でした。
夏のお酒展、18日から開催です。
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