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製本のワークショップ 満員御礼

2015.06.07 Sunday
今回の関典子製本作品展では、ワークショップも行います。
すでに両日満席になってしましましたが、
ものすごくレアなワークショップになっているので内容をご紹介。

交差式製本といって、表紙の右左の紙が交差している綴じ方を教えてくださいます。

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出来上がりはこんな感じ。

綴じる麻糸も好きな色を選べます。

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メインは交差式製本という綴じ方なのですが、
折角なので「カサイコで行うワークショップ」という特別感があればもっといいなということで、

表紙に漆の濾し紙を使用することにしました。


漆は塗る前に漆の中に入っている小さなごみを取り除くために、
美吉野紙という和紙に漆を入れてこのように搾り出す(濾す)作業をします。

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絞り終えるた和紙はこのままポイっと捨てる人がほとんどですが、
広げて乾かしてポチ袋を作ったり、紙縒りにして織物にしたり、
ラッピングに使ったり、いろんな使い方もやろうと思えば出来ます^^(ちょっと面倒)

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今回はこの濾し紙を広げて乾かして、
裏打ちして、製本の表紙に使用することにしました。

この裏打ちがめっちゃ大変。
関さんが色々と工夫してくださってなんとか丈夫な漆の紙が出来上がりました。

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裏打ちした漆の紙の好きな部分を選んで表紙にします。
ここは皆さんのセンス次第。^^

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漆の濾し紙が重なった部分や、ゴミが^^;ついてる部分など
見れば見るほど深い素材感と交差式製本の技術。


激レア!
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関典子 製本作品展

2015.06.07 Sunday
6/5〜6/14まで 「関典子 製本作品展」開催しております。
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ルリユールとは、フランス語で「本を綴じ合わせる技術」という意味です。


そもそもヨーロッパでは本は「仮綴じ」の状態で売っていて
それを購入した人が、製本家に頼んで1枚1枚麻糸で本を綴じて表紙をつけてもらっていたそうです。


その表紙も、革やマーブル紙、金箔などを使用して美しい装飾を施します。

本1冊出来上がるのに数ヶ月も要する、複雑で繊細な作業工程一連の流れを
製本工芸、ルリユールと呼んだりします。

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日本でいう「製本」とはまたちょっと技術も精神もちがう文化のルリユール。
なかなか青森で見ることの出来ない展示会になっておりますので、
この機会に「製本工芸」の世界をどうぞお楽しみください。


作者の関典子さんは6/9(火) 6/13(土)14(日)は在廊してます。
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くえてまてん 作品紹介2

2015.05.11 Monday
■土田亙  木工作家、木地師【小箱 寄木】

  
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【枯れ果てた土地】
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■ゆきまる  陶芸家(長瀬・土田)【ねがい   花器】


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【TORI】
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■長内正春 糸鋸工芸家  【ライフスプリングシリーズ  ウシ】


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5月13日18:10〜アップルワイド (NHK青森放送局)にて
長内正春さんがご紹介されるそうです!是非ごらんください。

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■松山悦子 染織家 【のれん山水図  ローケツ染】


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■鎌田淳 木工 青森県産業技術センター【ぶなスツール  想い出の落書き用】

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くえてまてん レセプションパーティー

2015.05.11 Monday
昨日、くえてまてんのレセプションパーティーを開催しました。




くえてまてん発起人の九戸眞樹氏と小林伸好氏のあいさつから始まり、
作り手も使い手を交え、懐かしい話にも花が咲き、世代も超えた交流ができました。
沢山の方にお越しいただき誠にありがとうございました。


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先月カサイコで展示会を行いました糸鋸工芸の「長内正春氏」を密着取材、ということでNHKさんもいらしてました〜。
13日夕方のあっぷるわいどにて放送予定。要チェックです!



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わいわい賑やかな昨晩から、
本日10日の一幕....
木地師、塗り師、デザイナー雑談中。


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今日の漆塗り教室中、望月氏から特別講習あり!!の一幕。

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くえてまてん 作品紹介1

2015.05.10 Sunday
GW明け5/7よりはじまっております「くえてまてん」。


今から約30年前に結成された
「くえてまてん」という青森のクラフトグループ。

当時2.30代だった作家たちは、
お金は無いけれどお酒をしこたま飲みながら、ガンガンものづくりをしていた時代。



全国で展示会をし、青森のクラフト界を大いに盛り上げ、
今では異素材同士のグループ展という形は当たり前ですが、
当時はそれ自体がまだ珍しく、先を行く存在だったという
「くえてまてん」



2000年の展示から、15年ぶりの展示会となっております。


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■望月好夫  【ブナコブローチ】


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長きにわたり青森県工業試験場に在籍し、
こぎん刺しや津軽塗りなどのデザインを手がけた望月好夫氏。

代表作は今では世界的に有名なブナコ製品。


様々なモダンデザインを手がけてきた望月氏は80歳を過ぎてもなお現役でものづくりをしています。







■小林伸好  【eclipse 日食】


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青森県工業試験場にて津軽塗りの製品開発をはじめ、
津軽に新しい風(当時津軽塗りしかなかった産地に、乾漆などほかの技法を指導し導入)を吹き込んだ小林伸好氏。
くえてまてんの発起人。








■今照芳  津軽塗り、上塗り師【漆プレート、スプーン】

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【乾漆飾箱】

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■武田孝三  デザイナー【スリット ANMON 花器】 【IRECO 漆】


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【一枝 花器】

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■天羽やよい 南部菱刺し作家 【生成帯 六通】


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【こいと】

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