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生徒作品■螺鈿と和紙肌塗り

2012.05.04 Friday
先日完成しました生徒作品です!!

201205041.JPG
こちらは「岩木山」のデザインの曲げわっぱでございます!!
漆で和紙を貼りつけて、山の地の風合いを表現いたしました。
螺鈿もキラキラ輝いてとっても綺麗で斬新な作品となりました。


201205042.JPG
こちらは蓋全体に和紙を貼り、縁の部分には和紙をこよりにしたモノを貼りました。
全体に螺鈿も貼りましたが、私自身どのように完成するのか予測できなかったので若干不安もあったのですが、、無事完成!!
いわゆるツルツルの漆器!とは違った風合いで面白い作品になりました。



201205043.JPG
こちらは「螺鈿+紋紗塗」の曲げわっぱ。
http://blog.casaico.com/log/eid423.html
どうぞこちらの完成前の写真と比べてみてください。
一生懸命書いた模様は出てこない部分もありましたが、螺鈿もバランス良く、とてもキラキラ上品に輝いていて、とても素敵な仕上がりになりました。


こちらの3名は現在新しい作品を制作中!またご紹介します。


ではでは〜〜私たちは明日から益子の陶器市に行ってまいりまーーす。
運転気をつけます。
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生徒作品■完成品

2012.04.09 Monday
201204092.JPG
「世界にひとつだけの笛」全11工程完了しました。
通常は8工程で完成予定なのですが、今回は和紙を貼ったり下地をしたりしたので回数多くなりました。

青い笛は近くで見ると細かい牡丹の柄
黄色い笛は自分の名前の判子を使って模様をつけているので、完全オリジナル★
少し削り過ぎちゃった部分もありますがそれも御愛嬌でとっても個性的な笛が完成しました。

来月にでもまた詳細画像アップします。

201204093.JPG
そしてかぶれやすいHさんの5枚組板皿も完成。
書を嗜むHさんの詩?が書かれています。 
技法的には文字の部分を漆で書いて、ザラザラの地の部分にはもみ殻を炭化させた粉をふりかけて漆で定着させています。
光りの加減で文字が浮かび上がる。。オシャレな作品です。
こちらも下地からご自分で制作したので、若干凹凸があったりで
ご本人は「ん〜ここが気に入らない・・・・」と申しておりましたが。^^
全体的にはバランスよく仕上がってホッとしています☆
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本日の漆教室

2012.03.25 Sunday
今日は午前は笛塗りレッスン、午後は自由な漆塗り教室でした。


HさんとSさん。
お二方は当漆教室の生徒の中でも特にカブレに敏感な方です^^
毎回手や顔がかぶれてしまうので、手袋2重3重にしたり、首にタオルを巻いて保護したりと、防備は万全のはずなのですが・・・^^
今日はかぶれませんように願っています。
201203251.JPG
さて、Hさんは次回で第2作目が完成します。
第3作目は、こちらの北原白秋の詩を木彫して漆を塗るかどうか考え中。
201203252.JPG

Hさんの制作する漆塗りの書は、私、勉強不足のためいつも読めないのであります^^;
戦時、教科書なんてなかった時代、
Hさんが高校2年の時に初めて「自分の教科書」というものが配布されたそうです。


国語のその教科書をみたときに「なんて日本語は綺麗な文字なんだ!」と感動したことを今でも鮮明に覚えているそうです。
皆一生懸命朗読をしたもんだ・・・・・と色々お話を聞きました。


自分の教科書なんて当たり前に持っていて、むしろ教科書なんて見たくもない!!と思い育ってきた私には、その喜びは解からず。。。とも、
漆を初めて見た時に感動は私も鮮明に覚えていますしそれを思い出すたびに励みになるのであります。
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生徒作品■兼平さま

2012.03.23 Friday
第1作目は変わり塗の曲げわっぱを作った兼平さん。
それと並行して金継ぎもしていたんです。
時間がかかりましたがようやく完成いたしました。
201203231.JPG
敢えて金色にはせずに黒漆で塗って完成にしたぐい飲み。
外側が黒のぐいのみなので、傷が目立たずにカッコよく仕上がりました。

201203232.JPG
そしてもうひとつ、少し大ぶりのお椀(煮物などによさそうな)も完成!
本体は拭き漆仕上げで木目を見せつつ、
高台部分にキラキラの螺鈿を施しました。
すごくきれいに仕上がり、本人はもちろん、私も大満足です★

さぁ、次は2段重箱に挑戦です!
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漆塗り教室 下駄ー!

2012.03.07 Wednesday
数か月前からせっせと下駄制作をしているBさん!
桐の素地なので、漆を塗っただけでは強度的に弱いと思うので、しっかり布を貼って補強し、下地を施し、ついに先日津軽塗の「ななこ塗」の最初の工程までたどり着きました。

201203071.JPG
ななこ塗とは、漆を塗り、乾かないうちに全面に菜種を蒔きつめます。
すると、張力によって菜種に漆が吸いあがって小さな輪紋が無数にできて乾燥するのです。
乾燥したら種をはぎ取って、漆を塗りこみ、研ぎだして
その輪紋が模様になって出てくる!という津軽の伝統技法でありますが、
一見シンプルに見えて、とーーっても難しい技法なんです。


上の写真は菜種を蒔いている様子。
※ちなみにこの菜種は青森の横浜という場所で採れたものです。201203072.JPG
そして模様が乾いたら、地の色となる漆を塗っていきます。
凄い!スカイブルー! 様々な色漆を混ぜて、理想の色を作りました。
凄い!カッコイイ。日本人ではなかなか表せない、斬新な下駄になりそうな予感。
うまくいくといいなぁ・・・ 完成したらまた報告いたします。
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