• ブログ
  • ショップインフォ
  • 彩漆工房
  • ギャラリー
  • news

レッスンからのカレーパーティ

2013.05.25 Saturday
とある教室。
Sさんは、指輪を制作中です。
素地は「漆粘土」というパルプと漆でできている粘土で制作し、黒い漆で塗り固めました。

201305251.JPG
そこに、拾った石をくっつけたいというので、、素地と石にドリルで穴をあけてゆきます。。。
石をくっつけるだけではすぐに取れちゃうので、心棒を埋め込みます。
しかも、この棒はシルバー製でネジのようにぐるぐるねじってあるものです。
そうすることで、より強力に密着してくれる。はず。


201305252.JPG
石を装着!
パーフェクト!


河原や道端、本人曰く下を向いて歩いて探してるそうです^^
どれも素敵な石なんです。
このグレーの石は綺麗なグラデーションに、ぽつりとお月さまが浮かんでいるような景色。

接着剤をよく乾かして完成です★


そしてその晩、Sさんが作ったカレーをおすそわけして貰いました。

さまざまなスパイスを合わせたサラサラで超〜〜〜美味しいカレー。
「木の皮が入ってる!!!???」と思ったら、シナモンでした。
こんな本格的なカレーを作れるようになりたいね〜〜〜、
Sさん監修でカサイコをカレー屋にしようか?
などと盛り上がりながら戴きました。
ごちそうさまでした!

201305253.JPG

このカレー皿は5年前に制作したもの。
宮城県遠刈田のカフェクロスロードさんで、使ってもらっています。
http://www.zao-machi.com/19183
最近オープンしたカフェで、作家モノの器でお料理を食べられるそうですよ〜★

私の作品も販売していますので、是非チェケラ。
漆教室のこと | - | -|

仙台の生徒作品

2013.05.24 Friday
最近生徒さんの作品を御紹介してなかったので、久しぶりに。。。
毎回沢山の作品が仕上がっているのですが、
まずは5月19日に完成した品々をば。

201305221.JPG
こちらはキンツギ。
この生徒さんの初作品になります。
カップの柄と同じような深いグリーン色で割れている部分を直しました。
まるで、元々あった模様のように仕上がり、本人もご家族の方々も大変満足されたようで、私も嬉しい限りです。


201305222.JPG
こちらは、バラバラになってしまって欠片も無い状態だった急須の修理です。
かなり時間がかかりましたが、ようやく無事、見事に完成。
銀色(錫粉)の仕上げになりました。
焼き〆の陶器に銀色はとても渋い感じでカッコイイですね。
内側は赤茶色い漆で仕上げています。


時間をかけて、欲張らずに2.3個同時並行で修理する位がちょうど良いです。
確実に綺麗に仕上がりますよ〜。


201305223.JPG
こちらは、ケヤキのお弁当箱。
5.6回位拭き漆をしました。そして最後にサクラの模様でお印を。
手書きだと上手くいかないので、今回は型紙を使ってステンシルの要領でお印しました!


201305224.JPG
と、こんな感じでやっています。
何をやっているのかはご想像にお任せいたします^^
とても重要な作業中。
漆教室のこと | - | -|

アークオアシス金継ぎ教室

2013.05.23 Thursday
201305213.jpg

仙台のアークオアシスで行われていたキンツギ教室。
ここのホームセンターがオープンしたのとほぼ同時に募集始めたんですよ。
かれこれ、5年?いや、もっとかな、、、
間に震災も挟みましたが、なんだかんだで10名弱の生徒さんがおりましたが、
今月をもちまして、レッスンを終了することになりました事、ご報告いたします。


楽しかったなぁ。
この土曜日のレッスンは私の中で超超超ハードだったんです。
同じ日に2か所で教室をやっていたので、ちょっと時間的にも体力?的にも厳しくなってきてしまいました。
その他青森仙台の移動も少しずつ難しくなってきたので、
いっそのこと、仙台教室は1か所に絞っていくことに決めました。


生徒様にはご不便おかけしますが、
引き続き、北仙台教室にて「キンツギ」「漆塗り」を続けてまいりますので宜しくお願いいたします。


さてさて、
その北仙台の教室に、新しい生徒(他の場所からの引き継ぎ)も増えるので、
色々と新調したのであります。

201305211.JPG

漆を乾燥させる為の「漆風呂」は今まで箪笥で代用していました。
これと同じようなのがもう一個あります。


でも、使い勝手が非常〜〜〜〜〜〜〜〜に良くなかったので、
思いきってオーダーメイドで新しい風呂を作ってもらいました。



201305214.JPG
じゃじゃーーーん!!! 
先日までベニヤ丸出しだった風呂がとても綺麗に塗装され、ぴったりと収まっているではありませんか!
色もバッチリ。(ちなみに、水性のニスで塗りました。)


北仙台教室は、私の実家(ヘアサロン)の一角で行っていますので、
お店の雰囲気にも合わせないと、、、と優しい娘は考えまして、
このような仕様にしたのであります。

201305215.JPG

扉を開けてみると、、、じゃじゃーーん!!!
なんということでしょう。


超完璧!
もう少し生徒の作品が増えてもばっちり入ります。
試したところ、乾きも上々。
(ご存知のように、漆は湿度が無いと乾きません。なので、冬場は扉の内側に濡れたタオルを吊るす予定。これからの時期はこのままでも十分乾きますよ〜。なんてったって1カ月も乾燥できるんですもの)


中の仕切りの高さも変えられるので、背の高い作品もOK。
大変大変大満足。

満足過ぎて自慢したくてしょうがない。
このテンション↑↑↑解かりますか?
生徒さんには伝わらなかったようでちょっと残念。^^


さいとうちゃん(風呂制作者)、ありがとう。
漆教室のこと | - | -|

本日の教室。漆で文字

2013.05.05 Sunday
201305051.JPG
和紙肌塗りの色紙を制作中の生徒さん。83歳。
今までも素敵な書の作品を制作されました。
現在4作目となりますが、今回は紫や緑、黄色などで文字を書くことにしました。
すっごくモダンに仕上がりそうな予感。


201305052.JPG
そして、こちらも今日は文字書き。
ねぷたの笛を真っ黒に塗りあげ、ピカピカに磨きあげ、その上に文字を書きました。
画像は朱色で書いた文字の上に金粉をふりかけているところ。
「純金」です!!  現在1g8000円オーバー^^


完成が楽しみです★
漆教室のこと | - | -|

生徒作品■螺鈿ネックレス

2013.04.27 Saturday
201304272.JPG

久しぶりの生徒さんの作品紹介。
本日、たった今完成しました「螺鈿のジュエリー――」。

全8工程でここまで完成です。


螺鈿(青っぽく見えるのがメキシコ貝 ピンクっぽく見えるのが青貝)、
いずれも薄い薄い貝を砕いて、漆を接着剤にして貼り付けます。


その後、地と貝の段差を埋めるように漆を塗り重ね
見えなくなった貝を削り出していく、、、という工程。


微塵になった細かい貝や大きくカットした貝など、バランス良く配置されていて とても素敵に仕上がったと思います。


ちなみに素地は「アルミ」です。
ネックレスの縁が銀色にキラリとしていてとてもシャープな印象。


螺鈿細工に興味のある方、是非お気軽にお尋ねください。


この生徒Tさんは今晩女子会があるそうで、、、、
そこで自慢できること間違いなしですね^^
漆教室のこと | - | -|
<< 2/30 >>



Categories
  • CASAICOのこと (135)
  • Galleryのこと (204)
  • 漆教室のこと (149)
  • CASAICO改造計画 (36)
  • 彩子の漆のこと (71)
  • 日常 雑記 (188)
New Entries
  • HPリニューアルにつき (12/25)
  • 日本画ワークショップ (11/07)
  • 日本画と小椅子展 (11/05)
Archives
  • 2017
    • December 2017 (1)
    • November 2017 (2)
    • October 2017 (4)
    • September 2017 (4)
    • August 2017 (1)
    • June 2017 (1)
    • May 2017 (2)
    • April 2017 (1)
    • February 2017 (2)
  • 2016 (28)
  • 2015 (58)
  • 2014 (50)
  • 2013 (65)
  • 2012 (123)
  • 2011 (199)
  • 2010 (46)
  • 2009 (40)
  • 2008 (44)
  • 2007 (32)
  • 2006 (37)
  • 2005 (47)
Other
  • RSS1.0
  • Atom0.3
  • Powered by sb
count :
Admin 
Copyright © casaico 2011. All Rights Reserved.

page top