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冬のくつろぎ1

2015.11.24 Tuesday

11/20～11/29まで　冬のくつろぎ展

早速会場の雰囲気をば。

南部鉄瓶、陶器、漆器、絵画です。
作品は少しずつですが、とても珍しい作品ばかりです。

弘前ではなかなか見かけない南部鉄器。
ひとつは欲しいアイテムですが、お値段も決して安くはないので迷うところ。

高橋鉄瓶工房さんは最初から最後までお一人で制作している工房です。
その分、作品ひとつひとつに小さなストーリーや洒落が効いてて楽しいものばかり。
お値段のはるお品だからこそ、不明な点も聞きやすく、アフターケアもしっかりしてくれる作家さんから購入するのは大変おすすめです。

いずれも1点のみになっております。
注文すると3ヶ月はかかるそうなので、もし気になるものがありましたら
お早めに。

安達浩子さんのカップは、カサイコ常設でも定番でした。
こちらのタイプはとても人気がありしばらく売り切れ状態が続いていましたが
今回まとめて出品してくれました。

山形で木地師として活躍しているまるもん屋さん。
ご自身で木地ろくろ制作から塗りまでやります！　

弘前でみかける漆器は津軽塗りがほとんどで、シンプルな塗りモノって
なかなか手に入らないんです。。。。
普段使いに手ごろなランチボックスから、
木地の技術をいかした木目の美しい作品も届いています。

浜島桂太さんの日本画は、やっぱりいつみても渋くてカッコいい。
部屋に日本画を飾るって、なかなか敷居の高いことだと思います。
それでも独特の素材感というのは、日本画ならではなので
是非部屋に日本画を取り入れてもらいたくて、
小さなサイズで制作してもらいました。

それぞれの作品画像など、また改めて掲載しますね！！
11/29まで。

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暮らしのカタチ②

2015.10.29 Thursday

作家さんが在廊してくれていた週末は、青森の山の方は雪が降ったそうです。
とても寒かったです。

でもご安心。月曜からはすこし暖かい天気の良い日が続いています。

青森にもファンが多い「アトリエか猫（かねこ）」さんも千葉からいらしてくれました。
か猫さんの作品は、布のデザインからプリント、縫製まで全ておひとりで手作業。

ランチョンマットや鍋つかみなどの小物、バッグ、幅広いアイテムがそろっています。

とにかく布が可愛いです。　ピーナッツ柄や牛乳パック柄、
そしてきりたんぽ柄まで。

東北の皆さんは車移動が多いですよね。　
助手席にバッグを置いてガサゴソ財布を捜したりするときに
自立するバッグってほんとに便利じゃないですか？
横長のこちらのバッグは、中身も整理しやすく大変おススメ。

宮城からは「色葉工房」の庄子葉子さんも来てくれました。

恥ずかしガリータの葉子さんのつけているヘアゴムも羊毛で出来ています。

季節柄、羊毛のアイテムを中心に、シルクの織物なども沢山あります。

羊毛を紡ぎ、染め、織りまでおひとりで手がけている、
丁寧で愛を感じる優しい作品です。
草木染め以外にも、あえて色の鮮やかな化染も使用しているので年齢やコーディネートの幅も広がります。

木工の松本寛司さんの作品。

木製品ってすごいなって思います。
食器やカッティングボードにしても、家具や床も、
無垢の木は、傷跡が味となり、使い込むほどに色が濃くなったり艶がついたり、
どんどん新しい表情になってゆくのが最大の魅力だと感じます。

カッティングボードは
洗って立てかけて置いたときに、水が溜まったままにしておくとカビやすいので
水切れが良いよう、小さな足のようなデザインが施されています。
使い手に優しいデザイン。
カッティングに使うなんて勿体無い！という方は是非、上記の写真のように
お洒落な板皿としてお使いください。

こちらはカサイコでもお馴染みの、市岡泰さんの陶器。

ファンの方も沢山お見えになりました。
アジアンチックな柄にも見えるし、民芸柄にも見える、
食卓が華やかになる器が魅力。

楕円の皿は銘々でもいいし、単体でも活躍しそう。

ガラスは小牧公平さん。

民芸調のカタチがどんな食卓にも似合います。
モールも美しく、厚みも十分にあるので、とにかく丈夫なのがうれしい。

季節柄、ガラスの器はあまり使わないかもしれないけど、
ワインです！！　ボジョレーもそろそろ解禁ですし、ゆらゆら影の美しいワイングラスはいかがでしょうか。

今回の暮らしのカタチ展は東北各地のギャラリーを巡回している展示会です。
その中で、各作家が東北をイメージして制作してくれた作品があります。

青森は松野さんによる磁器のリンゴ。　
松野さん
「遠い記憶をたどってみることにしました。その中で恐山を訪れた時の印象が強くよみがえってきました。生と死の境界をさまようような体験でしたので、そのことを表現できればとおもいました。ところがどう表現したらいいのか、とても悩みました。」

是非白いリンゴをじっくりと見てみてください。
実際にはありえない色のリンゴからその境界、狭間をリアルに感じますよ～。
　

宮城はガラスでできたこけし！
秋田はきりたんぽ柄のテキスタイル！

個人的に妙に気になるのがこちらの椀グラス。小牧さんの作品。

小牧さん「古い時代のことを考えていました。日本が統一される前の時代、ある場所では卑弥呼が邪馬台国を治めているじだいに、東北にあっただろう国のこと、その人たちの暮らしのこと。その人たちにこのグラスを渡したら、時にお酒を飲み、それから、お皿やお椀、いろんなことに使うだろうな、と想像して作ってみました。」
という椀グラス。

東北地方には遺跡が沢山あります。縄文か弥生か古墳時代？は
木製か土製の椀型の器を使い、飲み物も飲んでいたことでしょう。
そんな人たちがガラスの器で食事をしている所を想像したら、
衝撃的な格好良さで、個人的にちょっとニヤニヤしちゃいました。

暮らしのカタチ10/29まで。

CASAICOの他2店舗で開催しています。

green
ao＋水玉

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暮らしのカタチ①

2015.10.28 Wednesday

初日は遠方から作家さん方が沢山いらしてくれました！
あいにくのお天気だったのですが、
ワークショップもとても好評で、楽しくできました～！

「ワイヤーで葉っぱを作ろう」
講師の森田さんがやさしく教えてくれます。

太さの異なる銅のワイヤーで、
まずはどんな葉っぱを作りたいかスケッチして、それに合わせて輪郭を作ります。

力を入れすぎても、ゆるくても駄目。
バランスよく葉脈を作っていくのは見た目以上に難しそうでした。

生徒さんの作品↑

先生の作品↓

圧巻です。虫食いの穴まで再現。

こちらの一輪挿しは、中にガラスの試験管が入っていますので、
生花も生けることができますよ。

リンゴは葉っぱの部分はワイヤーで、リンゴの部分は張子でできています。
ひとつ飾っても存在感あります。

ツル系の作品は自由に形を変えることができるので、壁掛けはもちろん、
デスクのディスプレイにも。

午後は松野さんによる、「鋳込みの磁器に絵付けをする」ワークショップ！

石膏の型に、磁器と水などを合わせてどろどろに溶いたものを流し込みます。
約5分くらい放置してから残りの磁器を空けると、、、
カップの形になって取り出せるのです。
ロクロでもなく、手びねりでもなく、「鋳込み」という技法です。

この日は雨。　湿度が高いと乾燥するのに時間がかかるため、
形は前もって松野さんが作ってくれていました。
その半乾きになっている磁器のカップの形を整えるところからワークショップ開始！

ふちの厚みはお好みに。厚ければ安心感があるけど飲みにくく、
薄いと飲みやすいけど割れそうで怖い。絶妙な厚さに調整します。
ポイントはもう一つ。
左手で持っているカップ。　
あまり強く持ちすぎると、その力を土が記憶していて、焼きあがったときにそこだけ凹んでしまうことがあるそう。　繊細～～～。　ビクビクしながら作業しました。

その後、黒い粘土を溶かしたものを好きなところに塗りつけます！
実は、私自身もワークショップに参加したので、
夢中になりすぎて写真を撮れませんでした＞＜

ジャジャン！
黒い粘土を大胆に塗る人、引っかいて模様を書いたり、象嵌したり、
色んな表現ができました。

陶芸のワークショップの醍醐味は、焼き上がると別物みたいに見違えて完成すること！！！　焼きあがりまで1ヶ月、とっても楽しみです。

私の作品を見てください！
普段モノづくりをしている人とは思えぬこのクオリティ！
「野球好きの甥っ子の為」に作りました。3年生です。
だからこのくらいの方がわかり易いんじゃないかと思って・・・・ｲｲﾜｹ

先生の作品↓
ふちや細部まで本当に美しいです。

ベースは磁器。磁器は石の粉から出来ています。
色の部分は陶器。陶器は土の粉から出来ています。
2種は収縮率が異なるため、一緒に扱うには調整が難しいそうです。

内側はお手入れもしやすい磁器。そして純白。
外側は陶土の質感ととりどりの色。　

是非ともお手にとってご覧いただければと思います。

暮らしのカタチ10/29まで

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暮らしのカタチ

2015.10.18 Sunday

10/24～29
　「暮らしのカタチ展」　カタチプロジェクト×東北の手仕事がはじまります。

弘前市内3店舗同時開催の展示会です。

会場1：CASAICO
会場2：green
会場3：ao＋水玉

ちょっと複雑だけど、簡単にご説明すると、
生活に寄り添う道具などを制作している作家のグループ巡回展です。

特に今回は東北の作家も参加し、東北を巡回するという企画。
その企画運営をしているのが「カタチプロジェクト」さんです。

青森県では上記の3店舗、それぞれの作家が出展しているので
是非車でめぐってみてもらいたいです。

では、
カサイコでのイベントご紹介。

ワークショップ　受付中

■ワイヤーで葉っぱを作る

葉っぱをモチーフにして、ワイヤーを編みこみブローチやオブジェを制作します！
日時：10/24　11：00～13：00
定員：6名先着順
参加費：2000円
講師：森田節子

森田さんを画像で検索したら、とっても繊細なワイヤーアートの作品が多数。
今回は基本の編み方をレクチャーくださりますが、
工夫次第でいろんな事に応用できそうです。

■真っ白い磁器の器をつくる

鋳込みという技法を用い、磁器で湯のみなどを制作します。
焼成後のお渡しとなります。
日時：10/24　15：00～16：00
定員：6名先着順
参加費：2000円
講師：松野章弘

陶芸の制作方法っていろいろあるのはご存知ですか？
代表的なのはロクロ形成。その他、手びねりやタタラ。

そして今回は石膏で作った型に粘土（磁器）を流し込んで形成する「鋳込み」に挑戦します。
青森ではとても珍しいワークショップになりそうです！

お申込は　info@casaico.com または0172-88-7574まで
（お電話は携帯電話に転送になるようにしております。）

詳しくはHPにて！！！

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