●わんわん椀
※随分長ったらしい文章です。
そういえば、おととし?戌年に、わんわん椀を制作した。
これはずーーっと昔から作りたいと思っていたものの1つなのですが、
「漆粘土」という素材が開発され私の表現したかったことが容易に出来るようになった事と、丁度戌年という事とが重なり初めては恵比寿のギャラリーでお目見えさせた。
10人中7人はえ〜〜〜〜!!という反応。 2人はかわいい〜〜〜!!
1人はダサかわいい〜〜〜!!みたいな状況。
まぁ、やっぱりな・・という反応でしたが、なんだカンダで今まで50個位制作してきた。
ただ、一つ思うことは、わんわん椀というネーミング。これおいしいと思うのは私だけ? わんわん展とか、ワンわん椀展とか、お椀の展示会なども様々な人がやっていて作っていて、「ワンワン」と聞いて犬を思い出さない訳がないと思うのですが・・・。あれ???イメージしない???
誰か一人くらい、「わんわん椀」のネーミングで犬のお椀作ってる人くらいいうだろ、と思うのですが。
今のところゼロ。戌年だからって犬の食器を作る人が居ても、絵を描くくらい。ネットで調べても出てこない。
という事で、今後真似しないでくださいね^^(しないっつーの)
私の周りのやさしい友達の間では、出産=わんわん椀 みたいなプレゼントがはやってうれしい限りなのですが、何より伝いたいことは漆の事なんです。
甥っ子がもうすぐ2歳。今まで色んな食器やカトラリーお椀を使っているのを見てきて、
確かにプラスチックの食器はなんか使いやすそう。
子供の事で手一杯なので、なんにも気にせず使えるのはプラスチックかな。
陶器は割れやすいからという事で、もう少し大きくなってから・・・。
木製のモノは安全だし、陶器に比べたら壊れにくいけれど、あの子供の全力で投げつけられたら
やっぱり壊れます。私のあげたお椀が真っ二つになったのも見ました。
(これはちょっと薄いお椀だったので反省)
そういえば、おととし?戌年に、わんわん椀を制作した。
これはずーーっと昔から作りたいと思っていたものの1つなのですが、
「漆粘土」という素材が開発され私の表現したかったことが容易に出来るようになった事と、丁度戌年という事とが重なり初めては恵比寿のギャラリーでお目見えさせた。
10人中7人はえ〜〜〜〜!!という反応。 2人はかわいい〜〜〜!!
1人はダサかわいい〜〜〜!!みたいな状況。
まぁ、やっぱりな・・という反応でしたが、なんだカンダで今まで50個位制作してきた。
ただ、一つ思うことは、わんわん椀というネーミング。これおいしいと思うのは私だけ? わんわん展とか、ワンわん椀展とか、お椀の展示会なども様々な人がやっていて作っていて、「ワンワン」と聞いて犬を思い出さない訳がないと思うのですが・・・。あれ???イメージしない???
誰か一人くらい、「わんわん椀」のネーミングで犬のお椀作ってる人くらいいうだろ、と思うのですが。
今のところゼロ。戌年だからって犬の食器を作る人が居ても、絵を描くくらい。ネットで調べても出てこない。
という事で、今後真似しないでくださいね^^(しないっつーの)
私の周りのやさしい友達の間では、出産=わんわん椀 みたいなプレゼントがはやってうれしい限りなのですが、何より伝いたいことは漆の事なんです。
甥っ子がもうすぐ2歳。今まで色んな食器やカトラリーお椀を使っているのを見てきて、
確かにプラスチックの食器はなんか使いやすそう。
子供の事で手一杯なので、なんにも気にせず使えるのはプラスチックかな。
陶器は割れやすいからという事で、もう少し大きくなってから・・・。
木製のモノは安全だし、陶器に比べたら壊れにくいけれど、あの子供の全力で投げつけられたら
やっぱり壊れます。私のあげたお椀が真っ二つになったのも見ました。
(これはちょっと薄いお椀だったので反省)
子供の色々な使い方を見て、日々わんわん椀の改良を地味に重ねて来たのですが、まずは、私達が考える程、子供の力は甘くないということ。
スプーンでぶっ叩くは、全力でぶん投げるは、噛むは、ぶん投げるは。
これはいくら分厚く壊れにくい木製といっても、壊れるのは仕方の無いことですね。
昔作ったわんわん椀の足は少し出っ張り過ぎていました。
足だけ壊れるという事もありました。 最近のモノは出っ張りはかなり無くして制作しています。
物足りない感じもしますが、触って解る凹凸や質感はあります。
また、色の問題。
観察していると(子供にもよりますが)、やっぱり小さい子も色にちゃんと反応するみたい。 甥っ子は赤に異常な反応を見せていました。 紅しょうがとかイチゴとか、赤いものというだけで、大好物になります。
今はどうかな。
という事で、気持ち悪いけど、わんわん椀の鼻を緑にしたりオレンジにしたり。 耳はメッシュが入っています。
妹に「この犬 メッシュなんですけど・・・」と冷たく言われたことがあります。 何か?悪いですか?
色々べた塗りとかやってみたのですが、やっぱりメッシュがお気に入り。
今度は金髪にしようかと思っています。
漆ではなかなか出せない、陶器のような自由な感じ、わざと手作り感みたいな事って漆では許されないというか、
そこらへん色々悩みましたが、わんわん椀は敢えて超キレイにピカピカに!という仕上げはしません。
使うの勿体無い〜とか言われたら、もともこも無いですからね。
と、わんわん椀に対する思いを熱く語ってしまいましたが、何より、修理も効くし、例えぼろぼろになってもそれも思い出として、本当に世界に一つしかないお椀を大きくなってから眺めてもらいたいモノです。
裏には名前を彫っています。 最初は書いていたのですが、いつか消えないように、がっつり彫っています。
でもね、最近の子は名前が難し過ぎます。ので、ひらがなかカタカナのみで。練習してもヘッタッピな彫り具合なのですが、これも粘土に書くような感覚で、神経質にならない様にしています。
あと、昔「茶碗だニャー」とか作ってみました。猫は難しかったです。
今は豚も制作しています。これ、結構可愛い。
ホントはゾウさんを作りたいんです。 両手持ちのカップを。
でも、そういうのを頼める木地屋さんが今のところ無いので、お預け中。
やっぱり小さい頃は手持ち付きがいいですね。 お年寄りの介護用食器もナイスなモノが沢山あります。参考になります。お猿のプレートも作りたい。
ただね〜、ネーミングがね〜。
茶碗だニャーとか、ゾウ煮椀、とか、色々と考えたのですが、「媚び過ぎ」と言われます。
なので、全部わんわん椀シリーズで良いと思います。
良いネーミングがあれば、是非募集。
あと、両手持ち付きのカップや皿を一緒に製作してくれる木工作家さんも大募集。
あ。漆の事を書き忘れましたが、まさに滅菌効果のある漆は子供の為にあるようなもんです。
安いものから超高級な子供用漆器も沢山売られていますので、もう一度、漆器を見直されてはいかがでしょうか。
私はこそに色を加えたいので。赤や黒の子供食器は製作しません。
素敵な漆子供椀を制作しているお店はいくらでもご紹介できますので、ご連絡ください★
滑らないようにザラザラにするとか、高台を大きく据わりを良くするとか、
改良の余地は沢山ありますので今後ともよろしくです。
彩子の漆のこと | - | trackbacks (0)|