●雪囲
暖かくなってきたかと思いきや、なんなんだこの寒さ。
でも、やはり年々暖かくなってきているのですよね。。。私たちの体の感覚も弱っちくなてきていますね〜。 今日山形から帰る道、松街道の腹巻を見てふと思いました。 何気なく見ていたこもまきや雪囲い雪吊り、なんだか暖かい風景じゃありませんか。冬の風物詩ですが、日本人が昔から自然を大切に自然と共に歩んできたお徴が感じられる優しさ溢れる習慣ですよね。 でもまぁ実際切実なんですけど。雪囲いしないと家も壊れるし・・・と弘前の家で今回はじめて実感しました。
写真の松のこもまきは霜予防かなと思っていたのですが、これって害虫駆除なんですね。毛虫の幼虫達が冬に木から地面に下りて越冬する習性を利用して、この藁を地面だと勘違いさせ毛虫を取り込むワナなのです。 で暖かくなって動き出す前に毛虫ごと藁を焼く。という・・・
きゃーーぁぁぁぁ。もう虫だらけの藁とか想像しただけで無理です。(私の虫嫌いをどう治そうか。)
実際今は虫も少なくなってきたらしいですが。 そういえば松島の松もマツクイムシ?の被害に悩んでいたようですが今どうなっているのでしょう。
さて、
酷く割れた剥れた小箱とお盆の修理も終わりました。
生徒さんがお友達に「これ直してくれない?」と気軽に頼まれた品だったのですが、そんな気軽な壊れ方ではなかったです。実際。
修理をした生徒さんはもう、新しいのを作りたいです・・・・とおっしゃっていました^^
お盆は四隅淵とも完全に木地から剥れていまして、模様もあるし正直あーーーこりゃちょっとやりたく無いなーという感じでした。
箱もそうです。でも、無事?(色々大変でしたが)最初の状態よりは良くなったので良しとしましょう!!! ほんと最初の状態の写真も撮っておくべきですね、参考までに。
箱もそうです。でも、無事?(色々大変でしたが)最初の状態よりは良くなったので良しとしましょう!!! ほんと最初の状態の写真も撮っておくべきですね、参考までに。
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