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●志津川アルミ旅

2005.09.08 Thursday
宮城県の志津川。太平洋沿いのちょっと田舎の町。たこが名産。
小さい頃は、なんどか釣りに行ったり家族旅行をした。
大人になってからは、友達でもいない限り、自分の車を走らせ行こう!!とはなかなか思わなかった。
今回はもちろん、友達の工房へ頼みごとをお願いしにいったわけだが、 車中、ちょっと遠い海へ向かうワクワク感、峠を越えて海が見える爽快感が、遠くの恋人へ会いに行くような錯覚に陥らせてくれ、まぁドキドキしながら友達の工房に到着した。

このままでは、志津川についての日記になりそうなので、話を作品の方に戻そうっと。

さてさて、今回ジュエリーパーツ(アルミ)を黒く染色してもらいたくて、彼の工房へお邪魔した。
アルマイトとは、耐食性や耐磨耗性を向上させるために行う、電気による表面加工です。様々な色に染色する事も可能です。あまり個人レベルでアルマイトをする人はいないらしいが、アルミ染色漆仕上げの作品を制作する彼に、それをお願いしにいった。

いや、私が自分でやろうと思っていた。


これが大間違い!!!
私は何を想像していったのか、、、自分で出来ると思っていたのだ。電気通して〜、ジャポンと染色液に漬けて〜〜〜って。

まず登場したのは、なんと「毒」!!!  ???毒〜〜??
もうビックリです。
ね。毒っぽいでしょ? ほんとうは、アルカリ液。沸騰させたアルカリ液に
浸してアルミについた汚れを取り除きます。アルミが溶けてブクブクして、物凄い匂いと毒成分が、鼻と目に来ます。目に入ったら失明!とか聞きながら、まさに毒でした。
水で洗ってアルカリを繰り返し、次は酸で洗います。(鉄粉などを取り除く) 次は洗剤でしっかり洗って乾かす。
普段地味な仕事の多い私には、最初から危険極まりないわけです。

次はアルミ線でしっかりと固定をする。 手油なんかはつけちゃいけません。この作業は私がやりますよ〜って思ったんだけど、しっかり電気を通すためには、テンションをかけて動かないように固定する事と、どこでモノを固定させるかの判断など素人の私にはちょっとわからないとろこでありまして。
テンション上げるのは得意だけどね。
で、ブドウの房状にしました。
ココまでの準備がとても大切で、とても時間がかかります。漆もそうです。
上塗りの塗り自体に時間がかかるのではありません。塗りはパパパパパパッと丁寧に素早くなのです。準備が大切で手間がかかるわけであります。。。。。
トゥービーコンティニュー。。。
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