金継教室だけど・・・
金曜日の午前中は漆塗り教室。主に、変り塗による曲げわっぱの制作や、蒔絵、螺鈿、など色々やってる時間です。
そして午後は金継ぎの教室です。随時募集しておりますが、今日は満席になりました。(って言っても4名までなので)
でも、月に1回の方もおりますし毎週来られる方もおりますので、その辺はお互い調整しながら進めていきます。
で、
今日の金継の教室では、奥さま2名が先っちょが剥げた使い続けたお箸を持ってこられました。
塗り直し希望だったのですが、せっかくだから「すべらないお箸」にしようという事で、さきっちょをザラザラに加工いたします。
この青い粉は「乾漆粉」といって、漆を乾燥させたものを粉状にしたものです。よく見るとキラキラしていて綺麗な粉です。
お値段も安くはないものです。それをふんだんに蒔きつけて、漆で定着させます。
残念ながら我が工房には紫と青の乾漆粉しかなかったので、少々ファンキーになりましたが、あとで黒い漆を塗り重ねるので、ご了承いただきました^^
麺類を食べるにはもってこいのお箸になるでしょう。
それにしても、津軽塗のお箸が山ほどご持参いただきました。青森県民の各家庭には津軽塗箸は冗談抜きで山ほどあるそうです★
わたしの家にも結婚してから数年のうちに10膳近くたまりました。
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