長瀬渉さん
以前わたるさんの土鍋をご紹介いたしましたが、今回はカエルの一輪ざしです。
長崎県在住の陶芸家長瀬渉さん。東京の三越などでも個展を行っている超売れっ子作家さんです。
その風貌は「おっきいお兄ちゃん」みたいな感じで、優しくて、近くにいるみんなを「おいでよ〜」って気軽に誘ってくれる、温かい人です。
実は私たちの新婚旅行で、彼の住む長崎県波佐見にお邪魔したんです。
そこでとてつもない刺激を受けて、「私もみんなが集まるような明るいお店をやりたい!」って思いまして、、現在のカサイコがある。 というわけです。
彼は海の生物などをリアルに表現したオブジェや、写真のようなカエルやテントウムシがポツリと乗っている作品などを制作しています。
私はリアルカエルもテントウムシもかなり苦手です。 絶叫します。
でも、彼の作品のカエルは幸福のシンボルのような感じで私の心をいつも引き寄せてくれるのです。
いつも不思議に感じていたのですが、やはり制作の上で一番大切な「心」が彼の作品からは伝わるのではなかい?と最近強く感じるようになりました。
ひとつひとつ丁寧に思いを込めて制作している渉さんが目に浮かびます。
写真の犬は、箸置きです。お花を生けておもてなしできるようになっています。
このモデルは渉さんの愛犬「ムーア」です。 ムーア。本当に可愛くて優しい〜〜〜〜犬なんですよ。
飼い主に似るっていいますが、我が家の強暴犬とは大違い。
以前渉さんが「自分より寿命の短いムーアを思うと、できるだけ一緒にいてやりたいんだ〜」って言っていたのを聞いて、ほんとに優しいお方。。。と思いました。
同じセリフをうちの主人が言っても「は?」って思いますけど。
渉さんからそれを聞いた時には涙が出そうになりました。
本来はあまりギャラリーやショップに作品を置かないスタイルの渉さん。
今回私が相当無理を言って、あずからせていただけました><><多謝★
もしかしたら今年中にカサイコで個展を開催できるかもしれません。ぜひぜひみなさん見に来てくださいね。
最後にカサイコオープンのときにいただいた漆を塗るムーアです。
漆ダラダラ垂れてます。
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