●暑い!から堆錦か。
先日まで仙台は20度を切る寒さだったのに。やっと夏が来た。でも、私は夏が大嫌い。
まず暑いのが嫌。そして夏ってだけで浮かれ気分になる事自体、夏に騙されてる感たっぷりで嫌。
青森は本当に暑くて寝苦しい夜は1週間程しかないと聞いた。
それもちょっと寂しいけど、JR東日本のCMのように、だからこそ、東北のお祭りは熱いのだろう。
週末からまた弘前へ行ってくる。しっかりねぷた祭りは見てきます。いや、参加かな。
さぁ。暑いといえば、堆錦の季節である。
まず暑いのが嫌。そして夏ってだけで浮かれ気分になる事自体、夏に騙されてる感たっぷりで嫌。
青森は本当に暑くて寝苦しい夜は1週間程しかないと聞いた。
それもちょっと寂しいけど、JR東日本のCMのように、だからこそ、東北のお祭りは熱いのだろう。
週末からまた弘前へ行ってくる。しっかりねぷた祭りは見てきます。いや、参加かな。
さぁ。暑いといえば、堆錦の季節である。
私の大好きな加飾技法はいっつもマイナー。(って言ったら怒られるかな) でも超カッコイイ。ほんとカッコイイ。
今の所4つある。南から?堆錦?彫漆?鉄錆絵?紋紗 考えただけで興奮します。
特に専門に習った事はないですが、鉄錆絵以外は学生の頃研究(って程でもないけど)した。
まず堆錦。これは沖縄独特の技法で、まず東北でやる人はいないでしょう。なぜならば、沖縄の高温多湿な気候だからこそ乾き、発達したものだからです。沖縄でも3ヶ月は放置プレーすると言っておりました。
でも、こっちでもなんとか出来ないかな・・・という事で色々試したところ、全く同じ質感(質感て重要だけど)ではないけれど、出来るんですね。漆でなかなか出せない立体感と鮮やかさ華やかさはOK。素材を理解し仕組みさえわかれば、何でも出来ます。ナンテ。
今年も9月のワークショップで堆錦実習やります。
だからこの季節、逃せないんですね・・・・・でも、もうてんてこ舞いで(涙)
堆錦とは簡単に言うと漆に大量の顔料を練り込みお餅状にします。
それをローラーで伸ばし、好きな形に切り取り器物に貼っていくという技法です。
沖縄のお土産屋に行けば必ず売っています。ハイビスカスとかのが。
その他作家さんの作品伝統工芸の作品なんかは超カッコイイですよ。 私は6、7年前伝統工芸展である作家さんの作品を見て失神、、、失禁しそうになったのが出会いです。
沖縄のものって、こちらにはまず流出しないですよね。 わざわざこっちで展示会などは特にやらないって言ってます。 他の工芸家さんも。(遠いしね)
だからこそ守り発達した文化がある国なんですね。 好きです。沖縄。
でも、住めません。私は寒い時期がないと、確実に確実にダメ人間になる自信があります。 植物のように、冬は蓄え耐え眠り、春には必ず勢いよく、芽吹きたいものです。
でも、やっぱり寒いのも嫌。
漆教室のこと | - | trackbacks (0)|