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うるしの品評会ってのが

2012.11.09 Friday
あるんです。


ちょっと前の話になりますが、今年浄法寺で行われた漆サミットに行ってきました。目的は国産漆の品評会を見に。
「浄法寺漆共進会」といい、毎年行われていますが
今年は漆サミットと重なったせいもあり、とーっても沢山の人がいらっしゃいました。
いつもはもっと少ないそうです。

201211081.JPG
それぞれの漆掻き職人が採取した漆が樽に入っていて、
審査員が大きなヘラで漆をすくったり垂らしたりしながら審査してゆきます。

ヘラから漆が細く長く、ス--っと途切れることなく流れ落ちるものが良いとされていますが、
同じ場所で採れたものでも、取った職人によってもずいぶんと漆の質が変わるそうです。
201211082.JPG
初夏に採取された漆を「初辺」。
夏に採取したものを「盛辺」。
秋口に採取したものを「末辺」などといい、それぞれ粘度や乾きも違うので、上塗りに下地に使い分けられます。


今年は残暑も厳しく、末辺漆を採るのを途中で辞める方も多かったらしく、数は多くありませんでしたし、
「盛と末辺の差もあまり無いんだよね〜〜」と審査の方が仰っていました。

201211083.JPG

その後は学生の作品を見たり、漆の精製を見に行ったり、
滴生舎に行ったりご飯を食べたり、盛岡のオシャレ雑貨屋を回ったりして
久しぶりにゆっくりと小旅行気分で楽しい1日でした。


写真右から
安代漆工技術研究センターのふじわらさん。久しぶりにお会いしたら「あら、ずいぶん大きくなったね」って言われました。
津軽塗の職人さいとう先生。
私の大学時代の恩師 小林先生。
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